我々介護事業を営む中小企業は昨今の小規模介護事業者の乱立により、

顧客獲得競争が激化することで提供するサービスの質が低下していると言われています。

また事業者の職員確保が困難な状況になり、小規模事業所の衰退傾向が目立ち始め、

大変厳しい経営状況を余儀なくされています。

こうした状況の中、中小企業の経営者同士で何度か会合を行い、

今後生き残っていくための方法について相談した結果、

個々の企業努力だけでは資金面やノウハウ等に限界があるという結論に至りました。

そこで現状を打開すべく、個々の組合員が有しているノウハウ等を共同化。

人材育成事業、情報提供事業、福利厚生事業等を行うことで、

組合員の信頼度の向上や対外的な信用力を高めること、

そしてサービスの質の向上や経営の近代化、合理化を図り、

最終的には組合員の満足と顧客満足の向上を図ることを目的とし、

事業協同組合の設立を発起した次第です。